株式会社マイクロアド(本社東京都渋谷区、代表取締役社長:渡辺健太郎 以下マイクロアド)は、2014年12月1日に、メディアの広告在庫の特性にあわせた、各種プラットフォームの最適な活用方法を提案し、収益の拡大を支援する専門会社『株式会社エンハンス』を設立いたしました。
RTB経由のディスプレイ広告市場は、2012年の普及開始以降、スマートフォンユーザーの増加や各社のDSP事業への参入を背景に拡大の一途をたどっております。それに伴い、メディアが貴重な自社データを活用することで収益拡大に繋がる「Publisher Trading Desk」の重要性が注目されています。さらに、アドプラットフォーム経由の広告売上の向上にあわせたリソースの確保や、広告主のDSPやDMP導入の潮流に適応し、空在庫にとらわれない新たな収益モデルを構築するためのアドプラットフォームの利活用とノウハウの構築が求められております。
マイクロアドは、これまで蓄積してきたアドプラットフォーム事業の運営ノウハウを活かしながら、プラットフォーム導入に限らず、最適な活用を支援しつつ、DMPプレイヤーや広告出稿を行うデマンドサイドのプレイヤーに対して広告販売の提案を行うことで、メディアの収益拡大を支援する新会社の設立にいたりました。
具体的にはメディアに対し 「Publisher Trading Desk」の提供を開始し、ウェブサイトのデータ分析、広告バイヤーおよび主要広告主ごとの売上ポートフォリオ分析に基づいた広告在庫の最適配分、また広告販売支援までの複数のサービスを総合的にマネジメントいたします。
株式会社エンハンスは、メディアの運用パートナーとして収益拡大に貢献すると共に、大手メディアでの導入や運用ノウハウを蓄積し、マイクロアドグループ全体のメディアネットワーク資産の構築を目指してまいります。